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最適化を実現する3つのエンジン

トラフィックフィルターによる目的別最適なエンジン選択、回線の最大パフォーマンスを実現!

RAPICOMには通信最適化を実現する「3種類のエンジン」が搭載されています。RAPICOMのアプライアンス(RAPICOM appliance)では、3種類のエンジンをトラフィックフィルターにより目的に合わせ使い分けることが可能です。 RAPICOMのソフトウェア(RAPICOM seed)は、xTCPエンジンをベースに開発されており、アプライアンスとの相互接続も可能です。

xTCPエンジン mTCPエンジン optRTPエンジン
理想的な遅延・ロス耐性を実現した
最適化エンジン
TCPマルチリンクによる多機能
高効率化エンジン 
リアルタイム通信のための映像・音声
の最適化エンジン

xTCPエンジン

理想的な遅延・パケットロス耐性を実現した最適化エンジン

xTCP(eXtend TCP)アクセラレーションは、遅延やロスの大きいネットワーク環境において、通常のTCP と比較し、極めて高いスループットを実現します。また、対向機器がxTCP アクセラレーション動作する環境か否かを自動判定し、複雑な設定を行うことなく利用可能。TCP パケットをそのまま最適化することで高い透過性も実現します。インターネット等のベストエフォート回線、 パケロス・遅延等が多い回線で、効力を発揮します。

TCPパケットをそのまま最適化 パケット損失した程度に TCP性能劣化を制御
非常に小さい 処理オーバーヘッド 原則設定レスで導入可能

xTCPエンジン 注目の機能

TCP制御

TCPのローカル終端および、ローカルPCへのAckの応答方法(RWinの通知等にWAN側の状態を反映し工夫)により、応答性の向上を図ります。

再送制御

WANへの投機的なパケット伝送と、広い時間レンジでのパケットロス補填により、遅延耐性とパケットロス耐性を理論上限値に近いレベルまで引き上げています。

xTCP Load Balancer

複数の回線をそれぞれUDPによるトンネリングを行い、負荷分散を行う機能。xTCP Balance機能は、xTCPエンジンで高速化機能を稼働させた状態で、負荷分散を加えた、IP Load Balance機能です。大量の通信セッションが発生する場合等、高速化と負荷分散を同時に実現します。 ※RAPICOM applianceで利用可能

Incoming トラフック帯域上限設定

入力トラフィックに対して、セッション毎の帯域上限を指定することができます。通常は送信側のRAPICOM の設定値に依存しますが、1 カ所の設定値で集中的にコントロールすることが可能となり、多接続が発生するセンター側において通信帯域を効率的にシェアできます。

 

遅延耐性
xTCP遅延耐性(PLR=0%)

RTT5ms以上で顕著な効果!

 

パケットロス耐性
xTCPパケットロス耐性(RTT=0ms)

パケットロス1%以上で顕著な効果!

 

 

 

mTCPエンジン

TCPマルチリンクによる多機能高効率化エンジン

mTCPエンジンは、独自のセッション多重伝送技術によって、高速、かつ、安定した通信手段を提供するアクセラレーション技術です。 インターネットなどの帯域変動にも強く、他の通信との公平性を維持し最適化を実現。また、最大8 本のWAN 経路を束ねて帯域集約する機能Traffic bundling を搭載しています。専用線からベストエフォート回線まで幅広く対応、高遅延・パケロス多環境でも高いパフォーマンスを維持します。複数経路を使用し負荷分散を実現したIP Load Balance機能も搭載。

遅延・ロス耐性をマルチリンクTCPトンネルで実現 インターネットなどの帯域変動に強い
TCPの公平性を維持して最適化を実現 最大8本のWAN経路を束ねて帯域集約(Traffic Bundling)

mTCPエンジン 注目の機能

Traffic Bundling

Traffic Bundlingは複数の物理経路を利用し、対向となるRAPICOMとのリンクセッションを確立する機能です。本機能の利用により、複数の回線があたかも1本の回線のように利用することができ、大幅な帯域確保と冗長化を実現します。RAPICOM間で持続的に接続される複数のリンクセッションを使用することで、潜在的にもっている通信帯域を最大限に活用。不安定な環境においても、1 本のリンクセッションに発生したパケットロスによる通信速度の低下の影響を緩和します。

遅延耐性
mTCP遅延耐性(PLR=0%)

RTT500ms近くまで通信性能を維持し、
以降も現実的な通信性能を維持!

 

パケットロス耐性
mTCPパケットロス耐性(RTT=0ms)

緩やかな通信劣化にとどめ、
通常難しい10%を超えた場合の通信継続も可能!

 

 

optRTPエンジン

リアルタイム通信のための映像・音声の最適化エンジン ※別途オプション

TV会議の利用時に音声・映像の途切れ・ブロックノイズなどの問題が発生する利用シーンにおいて、品質の大幅劣化、フリーズなどを防止し、音声の途切れ・補完擬似音声ノイズなどを抑止するための技術です。国内-海外間の不安定なTV会議の安定化等でご活用いただけます。

FECによるパケット損失リカバリー 強力なヘッダ圧縮によるトラフィック削減
ARQによる損失パケットリカバリー パケット損失防止の為のパケット送出レートコントロール

optRTPエンジン 注目の機能

FEC(前方誤り訂正)

前方誤り訂正モードをベースに独自の最適化を施した訂正を行います。最適化の自動適用では、パケット損失率やパケット損失からの回復状態から、設定されているモードのうち最適なものが選択されます。訂正モードは Single Parity Mode / Chain Mode / Multiple Parity Mode が用意されています。

ARQ(Automatic repeat request)

RTP パケットのARQ 自動再送要求機能です。一定の遅延時間内において受信側におけるRTP パケットの損失をパケットの再送信によって補完し、映像および音声の回復を試みます。回線帯域が狭く、パケットロスが発生する環境に効果的です。

詳細は、AsuraHDのWEBサイトをご参照ください。※AsuraHDはoptRTP専用のRAPICOMの姉妹製品です。